34年ぶりの夏の勝利 拓大紅陵-佐賀商業 第108回全国高校野球選手権・2回戦

高校野球

2026.8.12 阪神甲子園球場での第108回全国高校野球選手権・2回戦 拓大紅陵1-0佐賀商業の観戦レポートです。

【紅】宮澤、山邊-片岡拓
【佐】東篠-立花
【二】阪本(紅)

拓大紅陵

宮澤 和聖 投手・外野手(3年 170/66 左・左)

130キロ前半~中盤の直球、スライダー、カット、チェンジアップを投げます。

力感なく力の抜けたフォームからしっかりとリリースして、内外突くキレの良い直球と変化球の緩急で打ち取ります。緩急を活かしで曲がりの良い変化球で三振が取れる左腕です。直球に強さが出てくれば次のステージでも活躍できそうです。打者としてもリストが強くバットコントロールが上手い選手ですね。先発して7回、3安打、8三振、0四球、0失点。2番ピッチャー、ライトで4-0。

山邊  投手・内野手(3年 174/72 右・左)

しっかりと腕を振って130キロ前半~中盤のキレのある直球、スライダー、カットを投げます。直球と変化球のコンビネーションで打ち取る投手です。リリーフで短い回の登板がありそうですね。ショートの守備では動きの良さが目を引く選手です。リリーフで2回、1安打、0三振、2四球、0失点。8番ショート、ピッチャーで4-1(単打1、三振2)。

片岡 拓月 捕手(3年 177/77 右・右)

軸足のしっかりと荷重して踏み込みが良く右手の押し込みが効いたスイングで鋭い打球を放ちます。長打も期待できるのではないでしょうか。4番として捕手としてチームをけん引していって欲しいですね。4番キャッチャーで4-1(単打1)。

阪本 幹太 内野手(3年 164/62 右・左)

しっかりと踏み込み軸がブレないコンパクトなスイングでミート力がある選手です。セカンドの守備も安定しています。下位打線を支える貴重な選手です。7番セカンドで4-2(二塁打1、単打1、打点1、盗塁1)。

拓大紅陵は夏34年ぶりの勝利とは意外ですね。接戦を粘り切り見事な勝利でした。複数の投手が安定していますし、守備も固いチームです。打線も上位下位のムラがなく安打が出ます。上位進出のカギは打線がいかに点を取れるかでしょう。打線の爆発に期待したいですね。3年生は次のステージでも活躍して欲しいです。

佐賀商業

東篠 陽大 投手(3年 169/69 右・右)

130キロ前半~中盤の直球、カーブ、スライダー、スプリットを投げます。2段モーションぎみのゆったりとしたフォームからしっかりと腕を振り、キレの良い直球と変化球を内外に出し入れして打ち取ります。直球の高さから変化球を曲げられるのがこの投手の良さです。制球が良く安定感がある投手です。次のステージでも期待したいですね。先発して9回、7安打、2三振、2四死球、1失点。

野﨑 貫志 内野手(2年 165/67 右・左)

軸足にしっかりと荷重して前捌きの大きいスイングでばっとコントロールが上手く、球の捕らえが良い選手です。新チームでも活躍を期待したいです。3番ファーストで3-1(単打1、四球1)。

香月 大駿 外野手(2年 163/69 右・右)

すり足でタイミングを取りしっかりと踏み込み球を叩くスイングをする選手です。引っ張りきれるのが良いですね。この選手も新チームでは中心選手になっていくでしょう。6番レフトで3-2(単打2)。

佐賀商業は投手を中心にしたディフェンスの固い公立の強豪チームですね。飛びぬけた選手はいませんが粘り強く戦うチームです。機動力を使った攻撃が出来ればよかったのですが、この日はなかなか足を使うチャンスがありませんでした。この敗戦を糧にして新チームでも甲子園に戻ってきて欲しいですね。

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