井野口 祐介
プロフィール
名前 井野口 祐介(いのぐち ゆうすけ)
生年月日 1985年3月14日
出身 群馬県桐生市
身長 180cm
体重 95kg
投打 右投右打
ポジション 外野手
経歴
桐生市立商業高等学校
平成国際大学
富山サンダーバーズ (2007)
群馬ダイヤモンドペガサス (2008 – 2011)
スーシティ・エクスプローラーズ (2012)
群馬ダイヤモンドペガサス (2013)
スーシティ・エクスプローラーズ (2013)
群馬ダイヤモンドペガサス (2014 – 2015)
ニューブリテン・ビーズ (2016)
群馬ダイヤモンドペガサス (2016 – )
カニェロス・デ・ウルスロガルヴァン (2018)
ロホス・デ・ベラクルス (2018)
トビス・デ・アカユカン (2018 – 2019)
渡米したきっかけは、2010年にアメリカのウィンターリーグに参加したこと。理由について「このレベルからは日本のプロ野球(NPB)に助っ人として行った外国人が何人も出ています。だから、ここで文句のない数字を残したらスカウトの見る目も変わるんじゃないかと。日本がダメでもメキシコとか、どこだって行きますよ」と述べていたといいます。
2013年3月15日にフランシスコ・カラバイヨとともに群馬ダイヤモンドペガサスへの復帰が発表されました。同年5月1日、再びスーシティ・エクスプローラーズへ入団しました。2014年2月25日、群馬ダイヤモンドペガサスへ2度目の復帰。その後もメキシコのチームでプレー歴があります。
2019年からは群馬ダイヤモンドペガサスでコーチ兼任となっています。
まるでジプシーのように出番を求めて国内にこだわらず海外に出ていく姿勢が凄いですね。
記録
2007年 富山サンダーバーズ
・最多打点 79打点
2008年 群馬ダイヤモンドペガサス
・最多打点 47打点
・ベストナイン
2009年 群馬ダイヤモンドペガサス
・ベストナイン
・後期MVP
・シーズンMVP
2012年 アメリカ独立リーグ スーシティ・エクスプローラーズ
・96試合 打率.287 4本塁打 40打点 8盗塁
2014年 群馬ダイヤモンドペガサス
・最多安打 97安打
2017 群馬ダイヤモンドペガサス
・首位打者 打率.387
BCリーグ通算1000安打目前です(2022年シーズン終了後)934安打 136本塁打 通算打率.318
プレースタイル
クラッチヒッターでチャンスに強い。
プルヒッターで外の球をしっかり見極め、わずかに甘くなったところを仕留めるバッティング技術が光ります。どんな球でも引っ張り切れるのが井野口選手の特徴ですね。
人物
2012年に初めて渡米した当時は「「(上位のプロリーグ入りが)無理と思う瞬間まではやりますよ」「自分は、(NPBに行くのが)無理だとわかってて野球を続けることはできませんね」と述べています。
2017年にはドラフト会議にかからない年齢でも野球を続ける決意をしたと述べています。
2018年には「独立リーグでも、やっぱり野球が仕事」という意識を持つようになったと述べています。
2021年には「年齢的な衰えは1ミリも思っていない」「自分の中に引退する理由がない」と延べ、「独立リーグ1000安打を狙ってみたい」と抱負を語っています。
メキシコでは重要なところはしっかりと伝えるけど、気にしない事や細かいところや我慢できるところは言わないスタイル。そして、言わない事で価値が出た。と述べています。選手としての売り込みは主張したが、住居や食事に対しては主張しなかったと。こういう姿勢がチームのオーナーに評価されたそうです。井野口選手公式ブログより。
既婚で、共働きの妻からは「好きなようにやればいいよ」と言われているそうです。
「半年野球選手して、半年他のことをやってます。」 井野口選手NOTEより。
プライベートでは2児を育てるイクメンパパだそうですね。上の子の授業参観は練習を休んでも行くようです。
自分のしっかりとした芯を持ちながら柔軟性を兼ね備えた人柄なんでしょうね。
まとめ
井野口選手は桐生市商高3年の時に夏の甲子園に出場した。平成国際大時代にはけがもあり、NPBから声がかかることはなかった。BCリーグの創設以来、10年以上にわたって1シーズンを除いてプレーを続けており、「独立リーグのレジェンド」称されています。
大半が1,2年で退団する独立リーグの選手で10年以上在籍するのは異例中の異例です。1000安打を達成して「独立リーグのレジェンド」として君臨してほしいですね。
また、海外での経験を若い選手、これからの子供たちに発信して共有してもらいたいです。
井野口選手のますますの活躍を期待しています。
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