ワンチャンをものにした天理大 天理大-共栄大 第75回全日本大学野球選手権・1回戦

大学野球

2026.6.8 東京ドームでの第75回全日本大学野球選手権・1回戦 天理大3-2共栄大の観戦レポートです。

【天】的場、徳井-田中幹
【共】佐藤、馬場-高橋倖
【二】藤原(天)石川、堀(共)

天理大

的場 吏玖 投手(4年 大阪電気通信大高 186/78 右・右)

130キロ後半~140キロ中盤の直球、カーブ、スライダー、カット、チェンジアップを投げます。2段ぎみのモーションからしなやかに腕を振ってグッと伸びてくる威力ある直球で内外を突き、ブレーキの効いたスライダーなど変化球とのコンビネーションで打ち取ります。緩急が使えるようになると投球の幅が広がってくるでしょう。先発して7回、8安打、4三振、3四球、2失点。

徳井 仁一朗 投手(3年 仙台育英 184/82 右・右)

130キロ後半~140キロ前半の直球、カーブ、スライダー、スプリットを投げます。ゆったりとした2段モーションからしっかりと腕を振って、威力ある直球と曲がりの大きいスライダーなどの変化球で緩急を使って打ち取る投手です。直球の球速が上がってくるとより緩急が活きてくるでしょうね。リリーフで2回、1安打、4三振、1死球、0失点。

関本 大成 外野手 (3年 天理 180/89 右・右)

しっかりと軸足に荷重して腕っぷしの強いスイングで捕らえれば鋭い打球を放つ選手です。確実性が上がってくれば中軸で起用されるのではないでしょうか。7番DHで4-2(単打2、三振1)。

藤原 凪秀 外野手(2年 天理 176/80 右・右)

軸がブレずリストの効いたスイングで各打席ともしっかりと球を捕らえてきます。外野守備でも守備範囲の広さに加え強肩が目を引く選手です。トップバッターとして数多く出塁していきたいですね。1番ライトで4-1(二塁打1、打点2、三振1)。

天理大はこの日の1回戦をワンチャンスをものにして勝ちましたが、2回戦で金沢学院大に大敗(4-9)となりました。的場投手、徳井投手を中心に投手陣は力があり守備も固くディフェンスがしかりとしたチームでした。この結果を糧にして秋にまた全国の舞台に戻ってきて欲しいですね。

共栄大

佐藤 夏月 投手(4年 駒場学園 182/74 左・左)

140キロ前半~中盤の直球、スライダー、カット、チェンジアップを投げます。この投手は以前観た時より腕の振りが強くなり直球の強さが増してきました。キレのある直球が内外にビシッと決まりますし、キレるスライダーと抜けのいいチェンジアップの緩急で打ち取ります。安定した投球が目を引く投手です。球の強さ変化球の精度に進化が見られましたし、秋も結果を残して欲しいですね。先発で8回1/3、5安打、6三振、3四死球、3失点。

花倉 凪海 内野手(4年 神村学園 175/85 右・右)

右手で捕まえる鋭いスイングで捕らえれば強烈な打球を放ちます。この選手は引っ張りきれるのが良いですね。捕らえれば長打があります。打線の中心選手として打点を挙げていきたいですね。5番ファーストで4-1(単打1、三振1)。

山谷 和永 外野手(4年 本庄第一 170/70 右・左)

すり足でタイミングを取りコンパクトなスイングからしぶとく食らいついてきます。俊足で外野守備の一歩目が速く守備範囲が広い選手です。トップバッターとして出塁して機動力、センターとして守備でもチームに貢献して欲しいです。1番センターで4-1(単打1、死球1)。

堀 快翔 外野手(4年 青藍泰斗 ?/? 右・左)

ゆったりとタイミングを取り、踏み込み良く力強いレベルスイングで長打が打てます。球の捕らえが良く再現性のある選手です。中軸を打ってもおかしくない選手だと思います。6番レフトで4-3(二塁打1、単打2)。

共栄大は攻守にバランスの取れたチーム。佐藤投手は安定感がありますし、打線も上位下位ともムラのない打線です。この日は紙一重で勝ち上がってもおかしくないゲームでした。秋は巻き返した姿を横浜市長杯、明治神宮大会で見せて欲しいですね。

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